自らをエースと名乗る男、マゴチ釣りについて少しだけ語る
以前二回にわたってヒラメ釣りについて大いに語ったわけですが、
今回は前回の釣行でまぐれで釣り上げたマゴチ釣りについて少しだけ語りたいと思います。
お隣の常連さんに色々と教えてもらったのでその備忘録も兼ねて(^ν^)
マゴチ釣りとは
ヒラメ同様フィッシュイーター(魚を食べる魚)であるマゴチは泳がせヒラメ船などの嬉しいゲストとしても有名ですが、キスをつけて投げ釣りなどでも狙えるようですね。
仕掛けの全体像はこんな感じです。オモリは道糸とハリスが絡まないように「三日月オモリ」が一般的で、針にはヒューズと呼ばれる糸上の重りをつけてエビを安定させるようです。
竿はヒラメよりも硬めの先調子がいいようですが、エースはヒラメ竿で臨んでしまいました(^ν^)
潮の動きがないときはヒューズはとったほうがいいみたいです。
そのほかに
②識別用のタグ
が必要だと思います。
フィッシュグリップはタオルでも代用可能ですが、マゴチの棘に手が刺さるのを防ぐために必要です。
タグは、マゴチ釣りでは船内共通の生け簀に生かしておき、最後に船長が神経締めをしてお持ち帰りです。なのでその際自分の釣ったものがどれかわかるようにタグを下顎につけて生け簀まで持って行きます。
サイマキの餌つけ
マゴチ釣りでは餌は主にメゴチ、シロギスやハゼかサイマキの泳がせとなります。
メゴチシロギスハゼあたりは上顎に針をかけるだけですが、サイマキをちょっとコツがあります。エースも最後の方コツを掴んできたのでご紹介。
エース画伯によるとサイマキの裏側はこんな感じになっています。
だいたい中央あたりクチから針を通して脳天を避けて通して上から少し出すのが定石のようですが、隣のベテランの教えは少し違く、エース的にもこの方法が一番行きがよく長持ちしました。
ヒゲの中央あたりにある、割れ目から垂直に針を刺し、上から少し出す
こうすればそもそも脳天の手前から刺しているので脳天を避ける必要がありません。
口から入れる方法は少しエビが暴れたりすると手元が狂って脳を刺してしまい、すぐに弱ることが多かったです。
ちゃんとさせるとこんな感じに。このままバケツか水面につけて足が元気に動いていれば餌付成功です!
弱ったサイマキは何もつけてないのと同然のようなので弱ったら諦めるしかないようです。。
仕掛け投入と誘い
仕掛けを投入したら竿は寝かせて糸を送ります。
底についたらフケをとって竿先を水面に対して水平にするように上げます。そうすると大体そこから1メートルくらい上げたことになるようです。
基本後は待つだけですな
タナはこまめにとって誘いを入れるのと、サイマキを底で泳がせるイメージです。タナが上がりすぎるとまず当たらないとか。
適当なタイミングで仕掛けを回収してサイマキの足の動きが元気かを確認します。
スポンサーリンク
マゴチ釣りの合わせ
ちょんちょんとあたりがあっても絶対に合わせません。 一本ばりの場合は針は頭にあるのでしっかりと食い込ませないといけないようです。
そのとき水平にキープしている竿を少し寝かせ、ラインを送り込みます。うまくいくと、ズーン!!と竿先が沈み餌が完全に食われます。
マゴチは外表が固いらしく、合わせはヒラメより強め!ビュン!です。
後は竿先を立てて船長が駆けつけてくれるのを待ちましょう(^ν^)
マゴチのキープ
取り込んだら下顎にタグをつけて、針は飲み込んでしまったらハリスを切って諦めて次の仕掛けを使いましょう。
生け簀で生かしますので無理にとって魚を弱らせないように!
生け簀に持っていく際には外表の棘に触れないように、タオル越しか、フィッシュキーパーで持って行きましょう!
以上、マゴチ釣りの一連の流れでした(^ν^)参考になれば幸いでござんす(^ν^)
この辺があればすぐにマゴチ釣り始められるでしょう!